ホンネとタテマエ『問診の重要性』

どうも、腕のいい整体師、せいいちろうです。

今回はちょっと真面目なお話しで問診についてお話ししたいと思います。

というのも問診は結果を出すための治療には欠かせない重要な要素で、この問診からどれだけ患者様の情報を正確に引き出せるかがその後の治療の運命を決めるのです。

私はこの問診にエネルギーを全集中させるのですが、それは当たり前に治療をスムーズに運ぶためなのです。

良い治療とは最小限の工数で最大の結果を出すことだと考えてますので患者様から必要な情報を引き出すのは必要不可欠なのです。

なので、治療は無作為に原因を探るのではなく、身体に触れる前に原因の8・9割目処を立てて、治療を施す場所を定めておくことで無駄を極限まで省く事が大事なのです。

ごく稀に、「問診はいいからとにかく治療してよ」プロだったら触ればわかるでしょ?と言わんばかりのスタンスで来られる患者様がみえますが、残念ながら私は何を言われてもそういった患者様の言いなりなることはできません。

それは、治療家としてのプライドとかそんなどうでもいいものではなく、あくまで結果を出すためなのです。

だから今日は私が、どんな目線で普段から問診をしているか皆様に共有しようかと思います。

皆さんは問診と聞くとどんなイメージをするでしょうか。

きっとどこが痛いですか?とか、何かした覚えはありますか?

のように痛みの状況を伺う事を想像するのではないでしょうか。

勿論、それも行います。

しかし、問診で引き出したい最大の情報は、リアルな生活背景とありのままの感情です。

まず問診において一番邪魔なものがあります。それは建前です。人は誰でもホンネとタテマエがあって、初めて会った人に簡単にホンネを打ち明ける人はまずいません。

しかし、治療においてはその人のリアルな生活背景やありのままの感情を知ることは、患者様の根本的な原因を見つける事や本当の悩みを理解する事に直結するのでタテマエがあるとどうも浅ーい問診になって結果的に痛みも取れないは深い悩みを解決してあげられなかったり全く役に立つことができないのです。

そのタテマエからホンネを喋って貰える雰囲気作りや質問の着眼点などが腕の見せ所になります。

あなたは初対面の人に自分の深い悩みを打ち明けた事はありますでしょうか。

ほとんどの人がまず無いんじゃないかと思います。

しかし、推測や憶測だけでは理解しきれないので、どうしてもしっかり聴き取ることをせざるを得ません。

そして、私なりに考えている患者様にホンネを打ち明けて貰えるようなスキルは「この人だったら分かってくれるだろう感」です。

多くの治療家は遊びを我慢して勉強に明け暮れ世間知らずのまま業界を歩んで来た方ばかりです。

しかし、私が思う分かってくれるだろう感は専門的な勉強だけしても養われないということに気づいたのです。

ゴルフをしたこと無い先生にゴルフでの細かい悩みを話したいと思いますか?

きっとこの先生知らないから話すのやめておこー

ってなりません?

私ならそう思ってしまいますし、そつない返答で済ましてしまいます。

患者様との共通言語や共通体験を多く持っていればいるほど共感しあえる物です。

この人生としての経験値こそ分かってくれるだろう感を醸し出す唯一の方法なのかと思っているのです。

かと言って私はなんでも知っている訳ではありませんが、知らない事を知ろうとする姿勢が大切だと思うのでそういった事を日々意識してるのです。

私の器が大きくなればなるほど患者様は心を開いてくれ安くなるだろうと思っているので、たかが問診ですがされど問診なのです。

症状を聞くだけのロボットじゃダメなので手間がかかる作業ですが、問診はそれくらい大切にしたい作業なのです。

そして、分かってくれるだろう感と合わせて重要なのがありのままの感情を理解することです。

これも多くの治療家が陥りがちなことですが、患者様の表現を都合のいいように解釈してしまうのです

よく患者様がピリピリ痛いとか、ズキズキするなどいろんな表現でその痛みを教えてくれますが私はその表現をそのまま問診表に書き残すようにしています。

なぜならその表現の中から痛みの拾っている組織がわかる事があるからです。

ひょんな一言で「わかったぜ!この勝負もらった!」ってなるくらい原因を理解する事に繋がったりします。

痛みと感情は表裏一体と言ってもいいくらい私はありのままの表現を受け入れる事を大切にしているのです。

自分で知ったかぶらない、だれ一人同じ人はいない、自分自身フラットに相手の言葉を受け入れる。

これは仕事に限らず普段の私生活でも同じ事だと思っていて、意見の食い違いや思いのすれ違いはこういった決めつけや思い込みからですよね。

正直言うと私はこの力が全くなく、自分本位な人間ですので日頃の会話から鍛えてないとすぐに欠落するほどです。

しかし、問診はコミュニケーションの最たる物。

相手のことが分かれば分かれるほど私のやるべき事が明確になります。

なのでこの問診で相手の言葉をフラットに受け入れることもとても大切にしているのです。

そして治療は問診や検査が9割になります。

もしあなたが長年痛み悩みが解決して来なかったとしたらもしかして問診や検査をちゃんとしてもらっていなかったせいかも知れません。

私なりに結果を出す為には必要不可欠な作業なので、もし初めてアルスにお越し頂く際は私の問診を一緒に楽しんで貰えたら嬉しいですね。

今日は治療家目線の問診についてのお話でした😊

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