皆さんこんにちは!誠一郎です!
よく問診をしていると、今回の主訴とは別に過去「違う部位も痛かった、でも勝手に治った」みたいな経験を仰る方がいます。
さて、その頃の痛みは一体どこへ行ったのでしょうか?
今の例でよくある症状が五十肩だったりします。
五十肩は世間では腕が90度以上上がらなくなるとそう呼んでいますが、正式には肩関節周囲炎という病名で病態も様々です。
この五十肩を経験した方の半分の方は1、2年放置してたら知らない間に治った。とおっしゃる方がいるのです。
しかし、今回腰痛で来院された方を私が初回、体全体のチェックをすると治ったと言っていた肩の可動域は正常値まで上がらず機能としてはまだ改善しきってなかったということがあるのです。
この状態は私からみると「治った」ではなく『痛みが引いた』になります。
治療では症状と機能不全はリンクすることが多いのですが、必ずしも機能が改善しなければ症状も引かない、というわけではありません。
症状は痛みなので、痛覚が正常値に下がれば機能が回復しきってなくても落ち着くことはよくあるのです。
しかし、機能(可動域や筋力)の低下は紛れもなく痛みや症状の元ともいっていい原因になってきます。
だからこそ、痛みが引いても運動機能が戻っていなければまた少しの期間を空けて再発するという可能性は捨てきれないのです。
それに、動かしにくい状態のまま痛みは引いているので、例えば腕を上げる動作なんかも体を曲げて腕をあげようとしたり、余計なアクションが加わってしまうことがあり、それが腰や首など、別の部分にしわ寄せを起こすことになってしまうのです。
つまり、腰痛が主訴で来られた患者様で、過去5年前に五十肩を発症していた方で、調べてみると肩の動きは悪いまま、だとすると。肩の動きを代償するように腰を変に使うようになってしまった。
という理屈が成り立ってくるのです。
これは私の経験話でもありますが、慢性的な痛みを抱えている人の多くは過去に別の部位の痛みや怪我をしていることが圧倒的に多く、関節や筋肉の運動連鎖を考えても辻褄が合うような痛み方をしてるのです。
過去、股関節に問題があった人は腰痛や膝痛になりやすいですし
過去、酷い捻挫を繰り返していた方は、膝痛や腰痛、首の痛みを作りやすいですし
昔から姿勢が悪く猫背の人は五十肩になりやすいですし
他にも手術経験や病気、体質、遺伝、アレルギーなど多くの要因が考えられます。
人それぞれ今の痛みになるまでに歩んできた体の歴史が違うので、その症状だけを見るのではなく、過去の状態や体の特性を加味して治療のプランを練っていくことがアルスの治療なのです。
痛みは原因ありきで起きていることを是非頭の片隅においていてくださいね!
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