肩こりのメカニズム
インスタに投稿しました、こちらの投稿についてですが、
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肩こりは肩だけに問題があると思っていませんか?
僕も昔はそう思っていましたが、身体の仕組みを知るとそうで無いことが分かります。
特に現代はデスクワークなど便利な環境になり過ぎたせいで、身体の機能はどんどん衰えていってしまってます。
まず、肩こりを感じる肩の部分ですが、この肩が凝ると感じる原因の多くは阻血です。
阻血とは平たく言うと血行不良のことですが、なにかしらの影響で血管が圧迫され血液の循環が悪い状態にあります。
対象部位が阻血状態に陥ると次に身体はブラジキニンという発痛物質を産生してしまいます。
痛みの物質は主にブラジキニン、ヒスタミン、セロトニン、アセチルコリンですが、中でも9個のアミノ酸からなるブラジキニンがもっとも強い痛みを感作させます。
ヒスタミンは痒みで有名ですよね。
このサイクルに陥ってしまった状態が肩こりになるのです。
なぜ猫背になるのか
肩こりの代表と言えば猫背ですね。
猫背までいかなくても、肩こりの人は殆ど肩が前に出てきています。
この肩が前にきてしまったまま元の位置に戻れない状態が猫背になります。
ここで良く勘違いさせるのですが、猫背や巻き肩になってしまった人は背筋が無くなってしまった為に胸が張れないんだと思われていますが、違います。
正しくは背筋が弱いのではなく、身体が丸くなることによって胸筋や腹筋など身体の全面についてる筋肉が縮まってしまう為ただしく身体を伸ばせないのです。
肩こりを根本的に改善しようするならば、この身体の前に着いている筋肉をまず優先的に伸ばさなければいくら背筋に力を入れようとしても入らないのです。
今回のインスタの記事で例にあげてる方は太ももの裏がメインの原因でしたが、いずれも肩こりは痛みがある場所の治療ではなく、なぜこの姿勢にならざるを得なかったのかを考える事が一番大切なのです。
まとめ
肩こりの患者様は非常に多くいますが、痛みが強くないからといって軽くみていると後に五十肩や腕の痺れと繋がってくる事があるので、軽視せずに早い段階でのケアがとっても大事だと思います。
無理に我慢せず一緒に解決策を考えましょう。
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