皆さんこんにちは、整体サロンArsの上橋です。
「なぜ腰痛は起きやすいのか」という漠然としたテーマではありますが、僕が考える限り腰痛が起きやすい人の共通点がいくつかあります。
まず腰痛と言ってもいろんな種類がありますが、腰痛を引き起こす主な起因は筋の短縮・伸長制限、椎間関節の過可動性、神経の圧迫、内蔵疾患由来の腰痛。
これらがお主な腰痛の種類になりますが、こと慢性腰痛を抱えている方の多くは筋と関節の問題によって痛みを引き起こしているパターンが非常に多いです。
筋が付着する場所は骨ですし、関節をつなぐものは筋になるので、実際、筋と関節は表裏一体の関係性で、鶏が先か卵が先かのように筋肉が硬くなって関節が悪くなるのか、それとも関節が動かなくなって筋肉も硬くなるのかどちらが先かわかないようにも思うかもしれませんが、解剖学上、骨や関節には自立して動く機構を持ってないので関節が悪くなるには筋の硬さが先に起こるはずなのです。
なので、一般的な腰痛の多くは筋の緊張を緩和できれば解決されるはずです。
ただ、腰痛が起きやすい方の特徴としては痛みと関係ない場所の関節可動域が極端に少ない事が多いです。
例えば、腰を反ると痛い場合、腰椎の伸展可動域は約15度です。それに比べて胸椎は25度で頚椎は約50度です。明らかに腰より胸椎や頸椎の方が可動域が多いのがわかります。
では、この胸椎や頚椎の伸展可動域が減ってしまうと身体を反る時に頸椎や胸椎の動きをうまく使えないので、身体はトリックモーションと言って本来先に動くべく頸椎や胸椎が動かず腰からダイレクトに動き始めるので腰の伸展可動域15度を大きく超えるくらいの負担がのしかかってくるのです。
こうなると腰椎は関節の限界を迎え痛みになります。
つまり、腰痛が起きやすい方というのは腰が悪いだけでなく、そもそも、腰以外の動きの制限のせいで腰に負担がかかる構造に陥っている。ということです。
これはヘルニアや狭窄症、すべり症といった骨の病気のような症状でも同じように考えられます。先程も言ったように骨にはそもそも自分で動く機能がありません。骨のズレや移動は筋肉が引っ張らない限り発生しないのでヘルニアになるには身体が丸くなるような筋肉の硬さがあるし、狭窄症やすべり症になる人は腰が反るような筋肉の硬さを持っているので症状や病名は単なる結果に過ぎないのです。
それでも進行具合によってはオペ適応ですが、基本的には患部だけをみるのではなく、もう一つ原因を深掘りしてそもそもその疾患になる大元の原因はなんだろう。と深く掘り下げていくことが重要なのです。
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