僕は整体師の概念を変えたい、プライマリーケアと言う立ち位置。

整体師とは実際、何者だ

世の中に整体サロンや整体院と名乗るお店は山程あるし、その分整体師もたくさんいる。

しかし、実際の所、整体ってどんなところ?整体師ってなにやるの?って一般の方はにボキボキされるのか、マッサージをしてくれるのか、おまじないをかけられるのかまだまだ基準ははっきりしていない

事実「整体」というワード自体には法の整備は殆どされてなく、誰でも明日から整体師です!って名乗る事ができるくらい自由だ

ただそのおかげで自由診療という規制のない治療をすることが可能で、僕みたいに慢性的な症状を診たり、エクササイズや矯正を用いて痛みのみならず悪い動きの癖やプロポーションの改善まで一括で行う施術はこの整体という言葉のおかげで成り立っているとも言える。

だから患者様からすると非常に幅広くて分かりにくいのだが、整体という場所は施術法こそバラバラでも患者様の望みを叶える為にはとても便利な機関といえる。

理想とする整体の姿

整体の道に進んで約9年が立ち自分にとっての整体とはなんなのか、世の中にどう理解してもらいたいのか、そして整体を通してどう自分を表現していきたいのかすごく考えるようになった。

なぜかというと、ここ数年で自分の手技のレベルも向上し、今まで以上に整体の可能性を感じるようになったからだ。

今まで自分の手で人の身体に影響を与えられる範囲はせいぜい筋肉や関節など一般の方からみても分かりやすい部分くらいでしかないと思っていた。

しかし、もっと身体を健康に導く為にはどうしたらいいのかと日々模索し続けていたら、内蔵を直接狙ってアプローチする事でもっと早く腰痛を改善させたり、生理痛や頭痛などの不定愁訴までも改善できる手法や考え方がある事を知った。

そしてときには病気までも治すほど個々の治癒力を引き出したりするなど今までストレッチの延長線上にいた自分からしたらワクワクが止まらなかった。

日本では整体、接骨院、マッサージ、針、リハビリなどドクター以外のセラピストはけしてドクター同等の権威はなく「医療類似行為」と位置づけられてしまう弱い立場だ。

しかし、手術が必要な症状以外、日常生活での痛みや不調の多くを抱えている人はこうした医療類似機関を頼って健康を取戻したりしている。

僕は整体も立派な医療だと信じたい。

勿論ドクターに比べたら勉強時間も臨床経験もすくないかもしれない。

しかし、アメリカには身体にメスを入れずに骨の矯正や筋肉、神経の調整をして身体を治すカイロプラクターやオステオパシーがいる

彼らはD.CやD.Oと呼ばれ、頭文字にあるDはドクターのDだ。

勿論メディカルドクターに引けを取らないほどの勉強量をこなして厳しい条件をクリアした人だけに与えられる学位なのでドクターと呼ばれて当然かもしれないが、

日本ではこうしたメスを入れずに身体を痛みや病気から守る手技療法家は医療としての立ち位置を確立しきれていない。

アメリカではプライマリーケアといい、国民の健康上のあらゆる問題、疾病に対し総合的に・継続的に対処できる機関として認められているが僕は整体がその立ち位置に行くべきだと思っている。

そして健康の事なら何でも整体に相談しようと患者さんにとって健康を考える上での第一選択肢に入ってくるよう地位を上げたい。

少なくともまず星ヶ丘や一社などこの地域からでもたとえ慢性腰痛でなくても「上橋さんに聞けばいいか」と頼って頂ける治療家になる必要がある。

あっと驚くマジックのような施術をして、ほらすごいでしょ?

ってどやりたいわけじゃなくて、医療や科学に基づき根拠のある治療をした結果、瞬時に改善が見られてあっと驚くならそれは本望だ。

未来をみる

今の僕には知識も技術もまだまだ足りない。

もっと健康上のありとあらゆる問題を包括的にケアできるようになるためには夜も眠れない努力が必要だろう。

でも、仮に自分の人生すべてそこに捧げたとしても後悔はないとおもう。

あの天然痘撲滅の為に生涯を捧げたエドワード・ジェンナーだが、家族をも実験に使いワクチンを開発してから天然痘が撲滅したのはジェンナーが亡くなってから200年後だった。

今、自分が行う努力は未来の誰かの為に役立つのであればそれが僕の人生だと言える

今日も明日も、まだまだ僕の治療家人生は始まったばかり。

毎日新しい発見と経験を存分に楽しんでいこう。

整体サロンArs【アルス】

〒464-0802

愛知県名古屋市千種区星が丘元町2-9星ヶ丘マンション902号室

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