年齢を言い訳にさせたくない。

「先生、私はもう年齢のせいですよね」とたまに言われることがある。

僕はこの言葉を聞くとすごく悔しい気持ちになる。なぜなら正しい情報がまだまだお茶の間レベルまで届いておらず、加齢とともに膝の軟骨がすり減るだとか、背骨のクッションが潰れてくるだとか半分ほんとで半分ウソの情報しか流されてないからである。

現に加齢と共に軟骨のすり減りや椎間板の狭小化などは起こり得るが、それだからといって痛みと直接関係あるかどうかはまた別の話で、どうも誰かに都合の良いような聞こえ方にしかなってないような気がする。

ある実験が行われていて、痛みの無い3110人の20代から80代までの人を集めて背骨の写真取るという調査である。すると40代では痛みの無い人にも関わらず約50%の人が椎間板ヘルニア隆起と診断され、30%が椎間板ヘルニア突出と結果がでている。これは我々治療家の間では有名な話ですが、椎間板や関節の変形があるからと言って必ずしも痛みとリンクしているわけではないと言う事がこの調査からわかる。

半分ホントで半分ウソというのは変形という物理的な構造の異常は認めるが、痛みがそこから来ていない可能性も十分にあるということだ。勿論40代以外の全年代にみられる。

必要のない手術を受けてしまったり、必要であるセラピーを受けられなかったりと患者さんが正しい治療を受けるには正しい情報がないとたどり着けないですよね。僕はその無責任なメディアの発言に憤りを感じると共に、自分の影響力の低さに悔しさを覚えるのです。

運良く僕のサロンに辿り着いてくれた方で適応症状であればしっかりと改善が見込めるし、このブログもどこに行けばいいのか分からない方に向けて発信をしているので是非この声が届いたら嬉しいなと思ってます。

実際にうちでは、年のせいかなと口にされた方でも短縮している筋肉を緩め、腹部や臀部など姿勢を維持する筋肉への再教育をしていくとみるみるうちにいい姿勢になっていきます。

まったく見違えるくらい印象が変わりご本人様もとても喜んでいました。

単純に使うことを怠ってしまった筋肉は柔軟性を失い、サボっていた分筋力も低下していきますが、筋肉そのもの自体が完全に失われているわけではなく、脳から筋への運動神経が伝達しにくくなっているケースが殆どなので、自転車を久しぶりに乗ってもしばらくするとまたすぐ乗れるように、もともと動かしていた筋肉は一度思い出させるとすぐ使いこなせるようになってきます。

この方のケースでは腹部の奥にある腸腰筋という膝を引き上げる際に股関節を屈曲させるインナーマッスルに刺激を入れ、使う感覚をレベルに合わせて掴んでいってもらいました。

施術後すぐに立ちやすさと歩きやすさを感じ、自宅でできる簡単な体操だけやってもらうよう指導させて頂きました。

僕はこの地域でもっと元気のある大人を増やしていく事が一つのスローガンであり、僕の使命だと思っています。

膝が痛い、腰が痛い、病院に行っても年齢や体重のせいにされて仕方ないと思っているともしあなたが思っているならそれは本心ではないですよね。もう一度人生まだ楽しみたいと思うのであれば是非一度遠慮なくご相談くださいね。

理想の自分になるための最高のアシストさせて頂きます。

整体サロンArs

院長 上橋 誠一郎

整体サロンArs【アルス】

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