東京シド大
現在、治療技術研修でお世話になっているシドー大学。
2ヶ月に一度の定例で進行していて先日行ってきました。
シドー先生の講義は毎回新しい発見があり僕には無い視点から身体の本質を教えてくれる。
今回、久しぶりに衝撃を受けたのが手首の可動性です。
スラストを練習する際に手根骨の触診や手首の可動性の確認を認受講生同士それぞれの手首を触り比べていました。
するとシドー先生から「手首グラグラやん!」
え・・・!?
「手首ガバガバやん!」
ええ!??
一瞬意味分からなくてギャグかと思って笑ってしまったのですが、結構マジな方で僕の手首は他の人より関節がゆるく、手首としての安定感が少いゆえグラグラしていたのでした。
非常にショッキングでした。。。
なぜなら僕はどちらかというと手首は強いほうだと思っていたからです。
高校生の頃からブレイクダンスを始めて倒立やフットワークといった床に手をつく動作が多く、それなりに鍛えられてきたと思いこんでいたから、ここにきて「グラグラやん!」は結構ショッキングだったのです。。。
でも、思い返せば治療の際に手掌で筋肉をグイっと押し込む手技を昔はよく使っており手首を痛めていたのを思い出しました。
まさにパラダイムシフト。
手首への捉え方、見方、概念がガラッと変わってしまいこれまで手首をどう評価してどう治療していたのか、、、危ない事をしていなかったか考えてしまい急に怖くなりました。
捉えかたが違うだけで、治療の方針は真逆になってしまう。結果が出ていれば最悪いいものではありますが、身体を操作する側の立場としてその責任は大きいものだなと痛感しました。
深部腱反射
そして今回はもう一つ学生以来の打腱器を使った深部腱反射の検査も練習しました。
これですね、
よくカッケ?っていいますかね、膝小僧を叩くとバイーーンって足が勝手に跳ね返ってくるやつです。
これは腱反射であり脊髄反射でして、身体に対して危機を感じるほどの急速な刺激が加わると身を守るために神経が脳を介さずに脊髄レベルで無意識に反射をするシステムであります。
この反射が正常であることでヘルニアや狭窄症といった足に痺れがでている方の中枢側に異常が無いか、おおよそ調べることができます。
整体で治る症状なのかそうでないのか判断するうえでとても大切なものです。
しかし、この打腱器を使った検査は見た目以上に難しいのです。
正確なポイントに連続で当てれなければ質の高い情報を得られないので、数回に一回当たったくらいでは反射が減弱か行進か判断がつきにくいため練習が必要となります。
シドー先生誕生日
そして我らがシドー先生が講義翌日誕生日だったそうで皆でケーキのプレゼントをしました。
喜んで頂けたようです。
また二ヶ月後も楽しみな講義です。
今後ともよろしくお願い致します。
整体サロンArs【アルス】
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