皆さんこんにちは。
名古屋では珍しい今年二回目の雪で喜んでいいのかどうなのか。。。笑
最近また寒くなってきて痺れやギックリ腰が多くなってきてます。
気温がぐんと下がってきているのは勿論ですが、人が痛みを感じる時には
ほぼ必ずといっていい程、自分の体重を支える機能が何かしらうまく働けてない事が多いです。
それは腰の症状に限らず肩や首など上半身の症状でも同じような事が言えます。
地球上で生活する上で避けられない負荷があります。
それは『重力』です。
この重力は目には見えないのと生まれて二本足で立ち始めたときから何も疑う事なく
平然と二足歩行をしているため、この重力による影響を気にする事がありません。
身体は無意識のうちにこの重力に負けないようにしっかりと筋肉や関節で負担を受け答えして日常生活をこなしています。
しかし、身体の機能が低下した時にはこの重力による影響をもろに感じる事になります。
例えばベッドで上向きに寝ている状態から起き上がるのに一番最初に働く筋肉はまず頸部の胸鎖乳突筋が働き、次にほぼ同時に腹直筋が収縮する。
つまり首を何かしら負傷した場合、今まで仰向けから腹筋のように簡単に起き上がっていた動作も頸部に力が入らないとどれだけ辛いかがわかる。
事実、僕は18才の頃、長島スパーランドのジャンボ海水浴場の浅せで飛び込みをして真っ逆さまからプールの底に頭を打ち付けそのまま病院送りになる酷い鞭打ちを経験した。
何をやってんだか。。笑
ただ、その時一週間ほど首に力が入らず自力で起き上がるのが辛くて当時付き合っていた彼女に介助してもらっていたのを覚えている。
人は健康な時に無意識にこの重力に自力で逆らって生活をしているのだ。
なので、体勢にもよるが単純に二足歩行で立っている時は、いわゆる抗重力筋という重力に対して押し付けられている負荷を床から押し返すときに働く各筋肉で、この各筋肉が正常に働く事によって姿勢を保持できるのだが、腰痛や肩こり膝痛など体重をかけた時に痛む箇所や何もしてなくてもダルい場所はこの抗重力筋が正常に働いてない可能性が高い。
しかし、痛いからと言って全く動かさずじっとしてるのはかえって悪影響だ。
先程も述べたように人は重力の中で生活している為、その見えない負荷など様々な負担に対応するべく身体がいろんな力を発揮する事で、衰えず機能は維持されるのだ。
だから多少痛くても機能を維持するため、もしくは回復するためには出来る限り身体には負荷をかけてあげなければならない。
よくギックリ腰で安静にしてなさいと言われるらしいが、
全く反対だ。
急性痛だとしても早めに運動を取り入れた方が回復が早いケースが多い。
それは骨折をした手術後でも同じで、人は負荷を受ける事で機能を担保できる。
痛いからと言って寝ていても身体は回復をするどころか、血流が悪くなり、エネルギーが産生されにくくなり組織が癒着したり筋力が落ちたりと様々な後遺症を招く。
ギックリ腰や急な痛みはたしかに辛いが自分の耐えれる範囲で荷重をしてあげることで少なくとも悪化を防ぎ現状を維持する事は可能である。
何も知らないと、つい安静にして自然治癒力を待つ事を選択してしまいそうだが、突発的な痛みを感じたときは是非この記事を思い出して役立てて頂きたい。
今日は荷重の重要性についてお話ししました。
また次の記事もお楽しみに〜
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