ここ最近、頚椎症でオペ寸前だと宣告されてる患者様からの問い合わせが数件続いている。
ネットで頑張って探してくれてうちのホームページに辿り着いたとの事。
もうそれだけで嬉しいが、そんな事ってる場合じゃなくて、当の本人は藁にも縋る思いで僕に相談してくれていて僕はその本人から出る生の言葉を一言たりとも聞き逃したくないと思い毎回問診に当たる。
話を聴くと、ドクターからの見解はレントゲン上、頚椎に何かしらの変性がある事を確認してそれによって神経が圧迫をうけて腕にまで痺れが出ているとの事。
その情報自体は恐らく間違いではないでしょうし、僕もドクターの見解は毎度しっかり参考にする。
しかし、問題は必ずしも症状の度合いと頚椎の変性具合は一致するわけではないという事。
例えば立派な頚椎ヘルニアが存在しても痛みを感じてない人もいれば、頚椎の変性がちょっとしかないのにも関わらずめちゃくちゃ痺れが強いひとなど、頚椎に異常があるからと言って必ずしもそこから痛みが飛んできいるわけではないのだ。
ですから、僕はドクターの見解を参考にしつつも、もっと包括的に捉えるべく筋肉の張りや神経チェック、睡眠不足や栄養の偏り、そしてストレスや過去の身体の故障など、感覚的にはその「人」をしっかり理解しようと言う感じ。
それから検査にて僕が対応可能な範囲の症状なのかをチェックさせてもらうのですが、今回数件重なった症状は幸いどれもその場で痺れの緩和を認め、治療を引き受ける事が出来る物であった。
頚椎の問題で半分諦めかけていた中で少しでも症状に変化を感じ、もしかしたら私はまだ治るかも、と少しでも前向きになっていただければなにより。
レントゲンなどの画像所見はやはり情報の一つに過ぎなくて、特に痺れをみる際は必ず筋力や反射など肉体的なチェックは必要不可決である。(この辺が苦手な先生も多いみたい。。。)
引き受けたからには必ず笑顔でうちを卒業して頂く。
僕はプロとして技術や知識は勿論必要だが、一番は責任を取れる覚悟があるかどうがだと思っている。
その覚悟があってはじめてスキルや経験が生かされる。
よし、繊細な症状は気を引き締めて対峙していきたい。
整体サロンArs
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