あれ、俺ってカウンセラー???

2023 11/05

2023年11月5日

先日の治療の話〜

慢性的な腰痛や肩こりを解消しにかれこれ2年前くらいから当サロンに起こしいただいてるご夫婦がいるのですが、今回はその奥様との会話です。

いつも何か一つのテーマを掘り下げるような会話をする事が多いのですが、今回は仕事で色んなストレスやがあったみたいで、もう普通の人生相談のような話になっていきまじまじと聞いていました。

楽しくも話していましたが、普通の人が聞いたらだいぶディープな内容になっていったので話の内容までは共有できませんが、とにかく聞くことに集中してたのです。

なぜかというと、ここ最近その方の肩こりは殆どなく、身体をチェックしても関節の可動域や筋力、筋肉の緊張感などさほど悪くないのに、本人は身体がちょっとしんどそうな事を言うので、肉体的な部分の疲労よりも生活の中での心の疲れが影響しているのではないかと勘ぐっていたからです。

一通り話を聞く限り相当心労があるように感じました。

本人はすごく明るい方なので一見元気そうに見えるのですが、そういう方こそ要注意だったりするのです。

過去にもものすごく元気そうな方が急に病気になって治療を休む方がいたりしたので、少しでも悪い状態になる前に気づいてあげられる事があればと思い、気を張っていたりします。

幸い何か心配だなと思うような兆候は感じなかったが、相当悩みと疲れが溜まっていたのかなと思い治療を終えた。

帰り際に、

「いつも話してばっかですみません」

と言われ、とんでもなーい！

プライベートな事まで話してくれるなんてこちとら嬉しい事じゃないですか。

「今日は治療というか、カンセリングみたいでしたね」

って言われて、僕もそうだなと思った。

身体を少しでもいい方向に好転させるにはその方の現状を正確に理解することが大切であると考えていて、

治療やセルフケアの指導などはその問題がちゃんと分からない限り提供したくない。

それは、僕自信治療は危険なことだからという前提がるので、良くもするけど悪くさせる事もありえるので適正な判断のもと治療やセルフケアを提供したいと思っているからなのです。

たまに自分でも、8割型やっている事ってカウンセリングだよなって思うことがあるのです。

でも、私が思う良い治療家はやたらめったら身体を触ってどうだ！効いたでしょ！ってドヤるひとじゃなくて、たとえその場では効果が感じにくくても、今の私にとって適切な事をしっかり行ってくれる人なので

良い治療をするためにはやっぱり情報をどれだけ収集できるかが鍵となってくるのです。

だから私の初回治療では90分の内、問診、視診、触診、動診、筋力検査、神経テスト、など検査が8割を占め、狙いが定まった所で本格的に身体にアプローチするので治療が10分だけということもありえるのです。

初回は特に難しい症状ではこうなることもあるのですが、基本的には患者様の身体の状態をしっかりと調べたいのです。

私はあくまで患者様の課題の解決をお手伝いしていたいので、意味もなく揉むことはしないと決めています。

かといってとっても簡素な施術をしているかというとそうではないのでご安心を。

最善の結果を出すために必要な取り組みなので、痛みと関係ない部分を触られたり、なかなか施術に取り掛かってくれないなと感じた場合は「先生は今探偵のようにあたしの身体の問題を推理してくれるんだな」と理解して頂ければ幸いです。

そんなカウンセラーみたいな出来事の話でした〜

●初めて来院される方へ

●当サロンの施術で起こる10個のメリットも合わせてごらんください。

●人気ブログ:自信ってどっからくるのかしら。

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