先月首から腕にかけてものすごい痛みとダルさを訴える女性の事を思い出した
寝ても冷めても痛みがつきまとう状態で相当辛かったと思う
現在痛みは10分の2くらいまでに治まって彼女の用事の為一時休憩中でまた今月治療を再開する予定だ
しかし正直5回目くらいまで痛みは平行線で難航していた
頚椎を圧迫する要因を減らそうと言う戦略と痛みが出る領域の神経と関わる筋肉の強張りを緩める戦略と二軸の戦略で挑んでいた
しかしこの戦略は術後痛みは落ち着くものの、また翌日の朝には痛みが戻ると言う結果だった
そこでもう一度身体を全身チェックし直して、ある意味痛みは気にせず兎に角身体の悪い場所を徹底的に修正しようとした
結果、彼女は左側の仙腸関節（骨盤）の ズレが酷く座ったときに骨盤が傾き上半身がよじれる姿勢を作っていた
痛みが戻る要因はここにあるかも知れないと思い頸部の施術と骨盤の施術を行った。
彼女が用事があると言っていた日までに何とか痛みを半減させたく毎回戦略を組み治し試行錯誤した結果骨盤の施術を入れた後痛みが大幅に軽減し、戻りも随分と減ったと良い返答を貰った
ホットしたと同時に痛みという場所に拘っているだけでは改善は難しかった症状だったと思う。
私が大切にしている事は痛みのある場所を治療する事ではなくあくまでも身体の「悪い」場所にフォーカスをすること
右の腰が痛くても左の骨盤が悪ければ左を行う。
私はそれで痛みが改善したり、その場しのぎで終わらず予後も調子が良いと言う症例をいくつも見てきた
勿論痛みを訴えてる部分に何か問題が無いかチェックはするが、治療においてのメインは悪い場所である
休養中また痛みがぶり返してないかすごく心配ではあるが今後も症状がどうなって行くか追っかけていきたい。
整体サロンArs
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