皆さんこんにちは整体サロンArsの上橋です。
先日うちに脊柱管狭窄症とドクターから診断されていて、左足が痺れて酷い日は歩けないくらいの症状を抱える方が来院されました。
その方は趣味でウェイクボードをやられる方でクルーザーに引っ張られながらサーフィンをする為身体にかなりの負担をかけるせいか姿勢からして猫背になっていました。
ドクターからは脊柱管狭窄症との診断で腰を牽引する事で様子を診ましょうとった感じで狭くなった腰の骨の隙間を広げようとするリハビリを提案されて行った結果、殆ど効果を感じれなかったとのことでした。
私が初回みさせて頂くと腰を反らすと足に痺れが強く走るのでやはり脊柱管自体は狭くなっているのだと思いましたが、別の部位で臀部の筋肉を押さえる事でも足の痺れを感じたのです。
他にもたくさんの検査を行った結果私が感じたのは痛みの原因は一つだけではないと言う事。
多くの場合、病院でのレントゲン検査にて診断が下りあたかもそれだけが原因だと思いこんでしまう方が多いと思うのですが、そんなはずはありません。
骨以外にも人間は筋肉や靭帯、血管や神経その他結合組織など痛みを作る要素としては山程あります。
レントゲンはその中の一つの検査をしているだけで情報としては大変重要な要素ですが、それだけに囚われては井の中の蛙です。
その方は数年前には同じ痛みが発症し、その時はブロック注射でなんとか乗り切ったそうですが、結果痛みは治まっていたのです。
イヤ、ちょっと待ってください。
脊柱管狭窄症があるのに痛みが治まるってドウゆうこと??
それって本当に痛みの原因の大元は狭窄症のせいなの??
と私は思うのです。
それに脊柱管狭窄症は年齢とともに発症しやすい病態ですが、脊柱管狭窄症になりやすい姿勢ってご存知でしょうか?
もし、痛みの原因が脊柱管狭窄症であってもなくても脊柱管狭窄症を作り出してしまう姿勢が癖になっていたらそれこそ手術云々の前に本来の姿勢に戻して上げるべきなのではないでしょうか?
あくまで整体で治せる範囲には限界がありますが、今回の方には骨盤の左右の傾きの調整や猫背の改善、硬くなった臀部の緊張を緩めました。
未だ症状は残っていますが、初回にしては大きく痛を軽減することが出来ました。
つまり、一つの症状に対してどれだけ広い視点で診てあげれるかが何よりも大事なんじゃないかと思うので、腰の骨なんかより視野が狭くなってしまうと治療家としては失格だなと思う瞬間でした。
歩ける距離が長くなると希望がでてきて嬉しいですよね
人は希望を持って生きないと
この方はこれから痛みの除去と予防のエクササイズなどまだまだ課題は多いので着実に改善させて行きます!!
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